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みなさんこんにちは!Sleep Rest Clinic 幕張の原田です!
もう梅雨入りして何日か経ちましたが思ったほど千葉市では雨が降っていませんね。朝通学のために長女と長男と駅まで行くのですが、そんな雨の話題となり、
「雨降って嬉しい人、悲しい人って誰だろね」なんて話をしてて、
子供達「嬉しい人は農家さん!悲しいのは子供たちかな」
私「なんで?」
子供達「だって水撒きしなくていいじゃん!雨降るとお外で遊べないから子供達悲しいよね!」
私「でもさ、このまま雨が降らなかったらプールとか入れなくなるよ、水不足で」
子供達「それは困る!雨が降る方がいいね!」
何が良くて、何が悪いかはそれぞれの立場によって変わります。
子供達は一方的な視点ではなく、それぞれの立場から広い視点で物事を捉えられるようになってほしいなと思います。
さて、診療開始2週間を過ぎて通院されている患者さんの診療のフェーズが変わってきました。
早い人でそれぞれの睡眠に対する問題点を見つけ、治療が開始されています。
その治療法の一つとして、6月18日現在11名の方がCPAP療法を選択されました。
CPAP療法とは・・・
「Continuous Positive Airway Pressure」の頭文字をとって、「CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法」と呼ばれます。
閉塞性睡眠時無呼吸タイプに有効な治療方法として現在欧米や日本国内で最も普及している治療方法です。
CPAP療法の原理は、寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続けて気道を開存させておくというもの。
CPAP装置からエアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道へと空気が送り込まれます。
「鼻にマスクをつけて空気が送られてくる状況で眠れるものなのか?」と思われるかも知れませんが、医療機関で適切に設定された機器を使い、鼻マスクを正しく装着できているかどうかが重要なポイントです。そのため、医療機関に一泊入院して治療に適した機器設定を行う(タイトレーション)場合もあります。治療は毎日のことなので、使い方でわからないことがあればコツをつかめるようになるまで主治医や医療機関のスタッフに相談してみると良いでしょう。
上記は私達が業務提携している「帝人在宅医療株式会社」さんのホームページを引用しています。実際に機器を装着して寝ている様子がこちら。
このような医療機器から気道に空気を流し続けます。この機器は睡眠時無呼吸症候群の方に適用があるのですが、治療開始前の殆ど方が
口呼吸
をされています。CPAP療法の大前提が
鼻呼吸
なので、この
鼻呼吸ができるようになるか!?
というのが最初で最大の関門なのです。
例えるならば、
初航海でいきなり大嵐の舵取りを任せられた船長
みたいな感じかもしれません。ちょっと違うか・・・
でも大丈夫です。最初は戸惑うかもしれませんが、
早い人で一日、遅くとも三か月
あれば普通にマスクを装着して寝られるようになります。
最初は1時間もつけられれば上出来です!
徐々に時間を延ばしていくようにしましょう!
この治療法に副作用はありません。
ですので、この治療法を選択された方は一人も脱落してほしくないと思っています。私達は勇気をもってこの治療法を決断された皆さんに敬意を表し、トコトンサポートさせて頂きたい!
辛いときは我々がいつでもサポートしますのでお気軽にご相談ください!
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