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Sleep Rest Clinic 幕張は2019年6月3日(月)に無事開院いたしました。開院に先立ちまして、ささやかながら内覧会も開催することが出来、多くの方々から応援とお祝いを頂戴しスタッフ一同感謝いたしております。皆様のお気持ちはご来院される患者様に精一杯還元していきたいと思っております。今後ともよろしくお願い申し上げます。
さて、我々は診療開始前に様々なシミュレーションやペルソナ設定を行ってまいりました。ご来院される患者さんのほとんどはインターネット検索でのコンバーションでした。開院前の事前登録者数が100名を超えるなど、睡眠専門クリニックとしてグーグルを中心としたSEO対策を行った結果、多くの方々に認知して頂いたと分析しております。
開院前は非器質性の睡眠障害と器質性の睡眠障害がそれぞれ別の患者様としていらっしゃると考えていましたが、我々の想定以上に合併している混合型の患者さんが通院されています。他院にて器質的な要因のある患者さんに筋弛緩作用のある睡眠薬を処方され余計に症状が悪化しているなど、課題のある患者さんも多く見受けられます。
これらの患者さんに対し睡眠専門クリニックとして、診療科の枠組を超えて横断的に医療をご提供できればと考えております。
睡眠障害の訴えにてご来院される方には、器質的な所見と非器質的な所見を取らせて頂き診断・治療につなげていきます。当院の特徴として、喉頭内視鏡等検査を行い、SASを疑う場合は睡眠簡易検査を実施します。その結果にて精密検査を経て基準の数値を超えている重症SASと診断された場合は治療の選択肢としてCPAP(経鼻的持続陽圧呼吸法)療法を提案いたします。本人の希望により導入いたしますので、ほとんどの患者さんが積極的に治療に取り組まれております。
根治治療ではない対処療法であるため(SASに関する根治治療は現在のところ確立されていません)、長期間にわたるアドヒーランス・コンプライアンスがこの療法の課題となっております。私たちはその課題対策として、
など、患者ファーストの受け入れ体制を確立していることでスムーズな治療開始となっております。今後季節のトラブルなどきめ細やかに対応していく体制を確立していきたいと考えております。
転院に関しては東京や横浜など遠方にてCPAP通院をされていた方などが地元での通院を希望してきている状況です。当院はそういった患者さんが今まで使われていた機器を継続して使用できるような対応も行いますのでご相談頂けると幸いです。
昨今の診療報酬改定により、ベンゾジアゼピン系受容体作用薬における漫然とした取り扱いが規制強化される中で、精神科医による評価が新設されております。当院は地域医療連携を通じて、近医の先生方の安全な処方のお手伝いを行ってまいりたいと思っておりますのでご相談いただければただちに対応いたします。
7月に入ったところですが、ネットでのお問い合わせのほかに、受診された方のご家族の受診が増加している状況です。そういった影響により朝、夕方、土曜日のご予約が取りにくくなりつつあります。11時台、16時台は比較的空きがございますのでお早目の受診をご希望の方はこちらの時間帯をご検討していただければと思います。
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