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みなさんこんにちは!Sleep Rest Clinic 幕張の原田です!
プレナ幕張の2Fにストレッチ専門のお店ができたのでスタッフと体験に行ってきました!15分間の無料体験で体の一部分でしたが
いかに普段身体が凝り固まっているか
を実感できました(泣)!痛いんですけれどもそれ以上に体の筋が伸びてすっきりした気持ちになりました。体のストレッチは睡眠にも良いので興味のある方は行ってみてください!
ストレッチ専門店Dr.ストレッチ(プレナ幕張2F にOPEN)
患者さんから「睡眠障害を放置して事故を起こすとどうなるのか」と聞かれたのでちょっと調べてみました。飲酒運転や危険運転については連日報道されているので皆さんも気を付けていることと思います。
眠たい、あるいは疲れている状態で運転をしたらどんな罰則があるのでしょうか?
運転に支障が出る場合は運転してはいけないとされています。したがって、運転者には道路交通法第66条(過労運転等の禁止)などにより、運転中止義務が課されています。運転中止義務違反には5年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。これはかなり重い罪といえます。
判例をみてみましょう。
2014年に福岡県で、20代女性が運転する自動車が男性をはね、死亡させる事故が起きました。女性は過失運転致死の容疑で逮捕されました。
交通事故弁護士相談リンク( https://jikobengoshi-link.com/column/kiso/3445/ )
女性は事故後、突発性過眠症という突然眠気に襲われる睡眠障害があると診断されました。裁判では、急に眠ってしまったことで運転ができなくなり事故を起こしたと認定されました。
こういった場合私達は病気だから仕方のない事だと思ってしまいますよね。ましてや診断前なのだから悪質性はないと・・・。しかし司法の判断はこうでした。
一審は無罪。
ただし、この判例では、その後の検察側の控訴により一審の判決が破棄されてしまいます。
交通事故弁護士相談リンク( https://jikobengoshi-link.com/column/kiso/3445/ )
これは、女性が事故前にも突然居眠りすることがあり、突発性過眠症と診断される前ではあるが、十分事故を予見できたとみなされたことによるものです。
この結果、被告となる女性には有罪判決(禁錮2年・執行猶予3年)が言い渡されました。
実刑とはなりませんでしたがこの判決は重いですよね。実刑になったケースもあります。
2012年に群馬県で起きた高速ツアーバスの事故は、睡眠障害による交通死亡事故として社会に大きな衝撃を与えました。
交通事故弁護士相談リンク( https://jikobengoshi-link.com/column/kiso/3445/ )
バスの運転手が運転中に、睡眠障害のひとつである睡眠時無呼吸症候群を発症して眠ってしまい、バスが高速道路の壁に「めり込む」ように衝突しました。
その結果、ツアーバスの乗客7名が亡くなり重軽傷者は39人にのぼりました。バス運転手は自動車運転過失致死傷罪(現・過失運転致死傷罪)容疑で逮捕されました。
睡眠障害という病気であるとしても治療もせずに事故を起こした場合は重い刑罰を科せられる判例が増えてきました。
また重要なのが
「診断前」であっても睡眠障害の兆候があったと認められた場合、同様の罪に問われる事がある
という点です。会議中によく寝るとか追突事故を起こしているとか…
昼寝が習慣化していてしょっちゅう眠そうにしているなどの状態だったら認められる可能性が高いので注意してください。
そうならないためにもしっかりと治療し、悲劇を起こさないようお願いいたします!
そうそう、私たちの患者さんには運転を仕事にしている人も多いのですが、車で営業をしている方々も多いですよ!こういった方々は広範囲のエリアを担当しているので事故の確率も高いです。
車やバイクの運転をする方はぜひ睡眠のチェックをお勧めします!
それでは今宵も良い夢を!Good night.Sleep well!
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